ティー:もう一つのカフェ文化
ポートランドはクラフトビールやコーヒーのパイオニアとして有名ですが、お茶もまたよく知られています。
地元のティー革命が始まったのは1972年のこと。高品質のティーバッグで知られるスタッシュ・ティー・カンパニー Stash Tea Companyがビクトリア朝の一軒家に構えた本店で、最初のティーバッグを淹れたのが始まりです。
その後、スタッシュの創立者の一人スティーブン・スミスが新たにタゾ・ティーTazo Teaを設立。同ブランドがスターバックスに買収された後、さらにスミス・ティーメーカー Smith Teamaker を創業しました。同ブランドのティーは街のどこのカフェでも飲むことができます。セントラル・イーストサイドにはテイスティング・ルームとショップもあります。
ルーズリーフティーを扱う店もあり、バブルティーから袋詰めの茶葉まで、さまざまなお茶を提供しています。パール地区のNW 23rdアベニューのポートランド・ティーカンパニーPortal Tea Companyは15種類の異なるチャイ・ブレンドが特色。快適なソファ、書籍やゲームが置かれ、屋根付きバルコニー席もあるなど、居心地のよい雰囲気です。SE ベルモント・ストリートのザ・タオ・オブ・ティー The Tao of Teaもティー・ファンには見逃せない店。古い木材や竹を使用した手作り感覚のカフェはとてもユニーク。有機栽培のお茶を飲んだり、購入することができます。